こんにちは!
今日は私のアメリカでの妊娠・出産についての記事となります。
2017年に長女を日本で出産し、今回2021年に次女をアメリカで出産しました。
前回の妊娠、出産が健康そのものだったので予想もしていなかったのですが、前置胎盤という、ハイリスク妊娠となってしまい、帝王切開で出産しました。
最初は異国の地での出産なんて、不安しかない!と思っていたのですが、産んでみれば、医療の進んでいるアメリカで出産できて本当によかった!と心から思っています。
これからアメリカで妊娠・出産予定の方、特に前置胎盤と診断されてしまってどうしよう!!!と思っている方々へ(あまりいないと思いますが・・・)私の体験が、少しでも参考になれば幸いです。
妊娠中
病院選び
妊娠中はもちろん、産後もしばらくお世話になることになるので、産婦人科選びは慎重に行いましょう!
私の場合は、評判の良い産婦人科を知り合いの方に紹介してもらって決めました。

ドクター、ナース、エコーの技師の方などスタッフすべてが女性で緊張しすぎることなく受診できたのがうれしかったです!
駐在員のご家族はアメリカで出産される方も多いと思うので、周りの方の評判・口コミを参考にして選ばれるといいかと思います。
初診・定期健診
病院を決めたら電話で初診の予約を取ります。
大体妊娠8週ぐらいで初診を受診しました。
初診の際には問診票などの書類の記載が膨大にあるので予約時間より30分ぐらい余裕をもって行くことをオススメします!
初診では簡単な身体測定、ドクターとの問診、子宮頸がん検査、胸部触診を行いました。
エコーはしなかったので、本当に妊娠してるのかな?とあまり実感のないまま終わりました。
前置胎盤の診断
妊娠中期に受ける2nd Trimester Screening(中期胎児ドック)のあと
ドクターから電話があり、胎盤が子宮口に被っていることを伝えられました。
その時点では、90パーセント以上は治るものだから心配しなくてもよい、ただ念のため運動、掃除機がけ、約10kg以上の重いものは持たないようにと言われました。
私自身もその時は90パーセントなら大丈夫でしょ!と治るもんだと軽い気持ちでいました・・・
前置胎盤とは?


胎盤が正常より低い位置(膣に近い側)に付着してしまい、
そのために胎盤が子宮の出口(内子宮口)の一部/全部を覆っている状態を「前置胎盤」
といいます。
全分娩のおおよそ1%弱を占めています。通常、経膣分娩(下からのお産)では
赤ちゃん→胎盤の順に出てきますが、前置胎盤では、
胎盤が赤ちゃんよりも下(膣)側にあります。
胎盤→赤ちゃんの順に下から出てしまうと、胎盤が出る時に大出血してしまい、
また、胎盤が出た時点で赤ちゃんは「胎盤からの栄養が途切れ」「自分はまだ子宮内にいるから呼吸もできず」という状態になってしまいます。
したがって、前置胎盤の場合には、ほぼ100%が帝王切開分娩です。
出典:日本産婦人科学会
診断後
翌月の妊婦検診の際に、エコーを専門に見てくれるクリニックを紹介していただきました。
24週の時に紹介していただいたクリニックでエコーをしてもらいましたが、前置胎盤は治っておらず、その時は治る確率は70パーセントぐらいかなあとドクターに言われました。
体調は問題なく、出血もないままさらに1か月後の28週でエコーをしてもらった際にも胎盤の位置は変わっていなかったので、34週、36週にまたエコーをするのでそれでも治っていなかったら37週に帝王切開をしましょうと言われ、ドキドキしたのを覚えています。
その後も特に体調に問題はなく、出血もありませんでしたが引き続き重いものは持たないように、無理しないように生活していました。
日本では前置胎盤のまま妊娠後期に入ると、大量出血に備えて輸血のために自分の血を取っておいたり、管理入院があったりするそうですが、アメリカではそのようなことはせず、とにかく少しでも出血したらEmergency Roomに行くようにと指導されたのみでした。
帝王切開決定!
最後の36週のエコーでもやはり胎盤は子宮口を覆っていて、さらに胎盤が子宮に癒着してるかもしれないと言われ、急遽明日にでも出産しましょうということになりました。
結局、ステロイドの注射を2日に分けて打たなければならなかった為、翌々日の出産となったのですが、最後の検診後は、急いでコロナのPCR検査を受け、ノンストレステストを受け、ステロイドの注射を打ってもらいました。
※37週未満で産まれる赤ちゃんは肺が未熟なこともある為、産まれる前にステロイドの注射を打つことがあるそうです。
出産当日
当日は朝9時に出産予定で、2時間前の朝7時に病院集合でした。
すぐに病室に通され、着替えをして準備をします。
9時頃手術室へ運ばれいよいよ出産です。
麻酔自体は全く痛くなかったのですが、すぐに息苦しくなりだんだんと意識が遠のいていくような感覚になったため、麻酔科の先生にお願いして処置をして頂きました。麻酔が効きすぎたようでした。
もろもろの準備が終わると夫と先生が入ってきていよいよ帝王切開となりました。
下半身の感覚は全くなく、痛くはないのですが、けっこう強めに引っ張られたり押されたりします。
そうこうしているうちに、30分ほどで娘は元気に出てきてくれました!すぐに泣きだしてくれたのでとてもほっとしました。
さらに30分ほどで残りの処置も終わり、心配していた胎盤の癒着もなく、出血もあまり多くなかったため輸血も不要でした。
その後娘を連れてきてくれたので家族で写真も撮ってもらいました。
出産後
出産後は2時間ほど休んだらすぐに母子同室スタートです!
入院中は看護師さんや母乳指導の方、病院の事務の方などが入れ替わり立ち代わり病室にやってきてなかなかゆっくり休むことができません。
また、歩行開始訓練は夜中の12時からでした。血圧検査等も昼夜関係なく行われます!
37週未満で産まれた娘は血糖値が低かったため常時カンガルーケアをしていました。(カンガルーケアをすると血糖値が安定するとかしないとか。)
そのため血糖値が安定するまで2時間おきの採血+授乳が必要でした。
食事
産後の食事は麻酔が切れて、おならが出たら持ってきてもらえるとのことでした。
前日から絶食だったので、お腹がペコペコだった私は早くご飯が食べたい一心でおならを出そうと、お腹をマッサージしたりと必死でした。
やっとのことでおならが出たので、すぐに食事を持ってきてもらったのですが、全部水分・・・絶望を感じながらも完食しました。


その後は毎食ザ・アメリカンな食事でした。
同じ病院で出産をした友人からは、メニューの中から、好きな時間に好きなものを電話して注文できると聞いていたのですが、私の場合は3食決まった時間に決まったメニューが自動的に運ばれてくるシステムでした。


産後のアドバイス
✔ 私の場合は、麻酔が切れるときに足がものすごくかゆくなりました。看護師さんに言えば薬をもらえます。
✔ 麻酔が切れてくるとお腹の傷口が痛んでくるので痛みは我慢せずにすぐに薬をもらいましょう!
✔ 産後5日間ほどは処方された痛み止めをスケジュール通り飲みましょう。できるだけ動くことで回復も早まるそうです。
✔ 早くに動けば動くほど傷口の治りも早いそうなので、なるべく早く動くようにしましょう!
病室内や廊下を歩くように指導されます。
✔ 帝王切開後は便秘になりやすいため野菜やプルーンジュースをたくさんとりましょう!
まとめ
アメリカで妊娠中に前置胎盤と診断されて、帝王切開となった出産の体験談について記載させていただきました。
これからアメリカで帝王切開予定の方の参考になれれば幸いです!