
こんにちは♪
今日はアメリカ駐在期間中の子供の教育について、記事を書かせて頂きます。
日本の勉強を優先させるべきか?或いはアメリカの教育を受けさせることに注力するのか?
義務教育の対象年齢のお子様を持ちの駐在員夫婦であれば、誰もが悩むであろう問題について、
個人的な意見とはなりますが、記事にさせて頂きます。
尚、この記事はアメリカ駐在後、日本に戻る前提での記事になっております。
少しでも皆さまの参考になれば幸いです。

短期駐在の場合~3年未満の駐在~
まずは、アメリカ短期駐在(3年未満)の方。
この場合、お子様のアメリカ義務教育を受ける期間も短く、お子様によっては(特に1~2年の任期の方)、
アメリカの学校生活に慣れない(or 友達もできない)まま、日本の帰国を迎えることになる可能性があります。
この場合、お子様が相当なストレスを抱えて、学校に通われている可能性があります。
(私の友人でもこのような方はたくさんいました)
この場合、近くに補習校がある場合には補習校に入れてあげて、週一日でも日本人の子供と触れ合える環境を作ってあげることをお勧めいたします。
ただ、日本語補習校の場合、アメリカ永住者のお子さんも居られ、ハイレベルな勉強は行われないため、
帰国後のお受験などを検討されている場合には、オンラインの塾サービスなどに入られることをお勧め致します。
アメリカ教育は学業という意味では、ずば抜けているわけでもありませんので、短期駐在の方については、お子様の教育は日本の勉強を中心に学んでもらうのが良いかと思います。
中期駐在の場合~3年以上5年未満~

続いては、中期駐在の場合(3年~5年)について。
こちらは、やや抽象的になりますが、駐在開始時に小学校3~4年生のお子さん或いはそれより上の学年のお子様がいる場合、日本に帰ってから、「帰国子女」として十分やっていけるだけの英語力は身につくと思われ、且つ、中学受験、高校受験、大学受験でも「帰国子女」枠を活用できますので、アメリカでの授業もしっかり学んでもらいつつ、日本語補習校やオンラインの日本の塾サービスを受けるのが良いかと思います。
ただ、お子様によっては、(特に中学生以上)日本語補習校に通うのが嫌というお子様も出てくると思います。
「週末なのになんで学校行かないといけないんだ!」と・・・

長期駐在の場合~5年以上~
続いては、長期駐在の場合(5年以上)。
駐在も長い方ですと、8年や10年、或いはそれ以上の任期の方がいます。
駐在当初、幼児のお子様であれば、(長期駐在後日本に帰国する場合は)お子様にはしっかりと日本語基礎を教えて、行く必要がありますし、日本の文化・行事などにも触れさせてあげるのが良いかと思います。
仮に駐在当初2歳でも、8年駐在しますと、帰国時は10歳になっています。
日本の10歳の子供ですと、ある程度の漢字も書けますし、九九算もできます。
帰国後、それらのお子様たちに遅れないよう、駐在期間中も自宅学習や補習校を利用しての日本の教育は
欠かせないかと思います。
一方で、駐在開始時すでに小学校高学年以上のお子様がおられる場合、長期駐在後に日本の学校に戻るということは精神的にも難しい場合がありますので、このような場合はお子様と話し合い、子供はアメリカに残り、大学もアメリカの大学に通う、というご家族にもこれまでお会いしたことがあります。
今日は以上になります。アメリカ駐在でお子様の教育方針というのは、夫婦間でも意見が分かれることが多いかと思いますが、あまり重たく考えず、本人の意思を尊重しながら決めればそれでいいのではないかと思います。
勉強については、色々将来を見据えて考えてしまうことはありますが、それでも子供の人生の中で、アメリカで暮らすということはとてもいい経験で、「他国で外国人として生きる」という経験はきっとお子様の人生において、
プラスの経験になると願っています♪
それではまた!!

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