こんにちは♪
今日は、アメリカ駐在員が現地転職することは意外と難しいのですが、多くの方は帰任のタイミングで
「やっぱり永住したい」という思いもあり、駐在員生活をやめて、現地転職を検討するかもしれません。
ただこのような流れでは、時間がなく、結局帰任するということになるのがほとんどです。
今回は、このような状況にならないように改めて、実際の転職活動事情について、記事を書かせて頂きます!
ビザサポート付きの求人を探す
まず、アメリカで駐在員から現地転職する場合、市民権か永住権がない方は、ビザサポート付きの求人を探し、そこへ応募~面接を経て、採用されなければなりません。
人材紹介会社などの求人を見ると山ほど求人はありますが、ビザサポート付きの求人で絞り込むと一気に対象の求人は減りますので、この点注意が必要です。
この「ビザサポート」が現地就職する際の最大の壁です。
業界・職種で絞り込む
ビザサポート付きの求人で絞ってみると、色んな業種があります。
日系スーパーの店長や、日本食品の卸業・・・などなど。。。
ただ、ここからさらに絞ってご自身のこれまでのキャリアに沿った業界・職種で絞り込みをすると
求人は、一般的にはほぼ無くなるハズです。
「でも、永住したいんだから業界・職種変わってもいい!!」という方もいるかもしれませんが、
その場合には給与設定が低くなることは覚悟しなければなりません。キャリアがないので。。
地域を考える
ビザサポート付き求人で絞ったあとに、業界・業種で絞り込みをすると、上述の通り、ほぼ求人がなくなることに気が付きます。
こうなると、「これまで住んでいた地域がいい」ですとか、「この地域に住みたい」という思いは捨てないとまずいな・・・ということに気が付くと思います。
特にご自身のキャリアに応じて、見つかる職種のエリアは変わってくると思います。例えば、自動車関連ですとミシガン州を中心とした中西部や、ケンタッキー州、テキサス州などになってくると思いますし、食品系であれば、カリフォルニアやニューヨークがメインになってくると思います。物流関連ですと、大きな港がある地域か大きな空港がある地域になると思います。
このように自分が住みたいところと、自分が仕事を見つけられるであろう地域は異なる場合があると思いますので、できる限り最初は地域を絞らずに、仕事を探した方がいいと思います。
ただ、「この地域に住めないなら現地転職せず、帰国したい」という方は別です。
自分が本当にやりたいことを考える
上記のように現実は厳しいです。ですので、「まだ帰任は先だな~」というタイミングから、一度は「アメリカで転職するのはどうかな?」と自問自答してみるのがいいかもしれません。
帰任が見え、あと半年で帰国だ!となってから探し始めても、上述の通り、難しいと思います。
個人的には、経験上、帰任の1年半から1年前くらいには転職活動は開始されることをお勧めます。
但し、「帰任してからでも見つかればいいや」という方は別ですが。
今日は以上になります。
アメリカ駐在員が現地転職する場合、案外うまくいかないものですので、前広に活動を開始し、
決して諦めることなく、転職活動を続けること、これに尽きます。
それではまた♪