【アメリカ移住のメリット】~アメリカ生活のメリットとは!?~

皆さん、こんにちはアメリカ駐在タイムスです。

今日は、アメリカ生活をしてみて思う、アメリカに住むことのメリットについて
記事にしたいと思います。

我々家族は、アメリカ永住を決めて暮らしていますが、この記事は以下のような方の参考になれば幸いです。

  • アメリカへ移住しようか迷っているけど、アメリカ生活が不安という方
  • 日本から脱出してどこか、海外で暮らしたいという方
  • アメリカの日本の生活を比較してみたい方
  • 今後、アメリカに留学・転勤・就職される方

アメリカで暮らすといってもアメリカは広く、地域により文化・風習も異なります。そのうえ、土地が広いので地域によって気候が全く異なります。北の方にある、中西部(シカゴやデトロイトなど)は冬は非常に寒く、積雪も多いです。
一方、フロリダは常夏ですが、高温多湿。南カリフォルニアやアリゾナは常夏ですが、乾燥してます。

例えば、ニューヨークやカリフォルニアといった都市では、アジア人も多く、アジア系スーパーも多いうえにアジア系移民なども非常に多くいます。一方、中西部ではほとんどが白人です。
また、アメリカ南部地域(特にジョージアやサウスカロライナ)では黒人の割合が高いです。

このようにアメリカといっても、一概には表現できないほど、気候・人種・文化などが異なります。

この点をご理解の上でこの記事をご覧いただけますと幸いです。

アメリカへ留学・移住されるという方はこのような地域差については十分調べてから、行き先を決めるのは重要です。後になって「こんなはずじゃなかった」とならないよう、しっかり調べましょう。
(駐在の方は自分では決められないので仕方ないですが)

それではメリットを見ていきましょう。

目次

他人との距離がある

これはニューヨーク市(マンハッタン)を除きます。
アメリカは土地が広いため、人との距離があります。

日本では歩道を歩く時も、電車に乗る時も、ショッピングモールで買い物するときも常に他人との距離が近いですが、
アメリカはすべてが広いため、「他人にぶつからないように・・」など気を使い続ける必要ありません。

我々夫婦は、他人を気にするタイプ(直したい短所です・・)なので、他人に気を遣わずに暮らせる生活が幸せです。

また、基本、一軒家に住む方が多いと思いますので(都心部はアパートの方もいますが)、子供が家でバタバタと遊んでも苦情が来ることもありません。

この他人との「距離」がある、というのは非常に心が豊かになります。
我々家族は日本では東京生活だったため、余計このように感じるのかもしれません。

子供の教育環境が良い

アメリカは日本のように詰め込み教育をしません。

日本はとにかく子供に詰め込み教育をして、いい大学へ入り、大手企業へ就職、という流れです。

一方のアメリカは違います。詰め込み教育はしないですし、学校の先生も短所を指摘したりしません。基本的に長所を褒めます。そして、子供たちの知的好奇心を駆り立てるような授業を行います。

また、学校以外でもコンピューターサイエンスなどなどいろいろな習い事もあるうえ、自然と触れさせたり、いろんなことを体験させるようなイベントが非常に多くあります。

我々夫婦は日本の典型で、学生時代たっぷり勉強し、受験して大学に入ったという経験から、このアメリカのようにのびのびと子供を育てる、という環境が非常に魅力に映りました。

ただし、大学では日本とアメリカは逆転します。
日本の大学では勉強しない学生がほとんどですが、アメリカでは大学生はめちゃくちゃ勉強します。
(妻も私も、アメリカ留学して痛感しました)

日本の大学は「入るのは難しく、卒業するのは簡単」
アメリカの大学は「入るのは簡単だが、卒業するのが難しい」と言われますが、
とにかく勉強しないと単位取れません。

我々夫婦としてはこのアメリカの教育環境がいい!!というよりは、日本の教育環境が嫌だ、という表現の方が正しいかもしれません。

ちなみに、上述の通り、アメリカの教育は自由で子供自身の意思を尊重する傾向にあります。従い、頑張れば頑張っただけ伸びますが、何もしなければどん底に行きます。これはあまり日本ではないことです。この教育環境により、アメリカでは信じられないほどの天才が山ほどいる一方で、まったく勉強ができない人も山ほどいます。
また、アメリカでは勉強できる人は大手企業にはいかず、起業する、という考え方が一般的ですのでこの点も日本とは異なります。

人々が優しい

アメリカ人は基本優しいです。

もちろん、残念ですが、少なからず人種差別はあるので、冷たい人もいます。

ただ、基本的に困っていたりすると助けてくれるケースが多いです。
特に子供を連れていて、子供が赤ちゃんの場合、赤ちゃんが泣いていると近くにいる人や店員などがニコニコあやしてくれることが多いです。うるさいから舌打ちする、なんて人はいません。

また、小さい子供を連れて買い物や食事をしていると店員だけでなく、通りすがりの人が「あら、かわいいわね~」とすぐ声をかけてくれます。日本ではこんなことあるのか?わかりませんが、たぶんないでしょう。

空港などでも子供連れでバタバタしていると、人が譲ってくれたり、助けてくれます。
本当にアメリカは子供にやさしい国です。これは日本とは大きく異なります。

日本に住んでいたころ、妻が当時生まれたばかりの長女をベビーカーに乗せて横断歩道を渡ろうとして、段差に突っかかってもたもたしていた時に通りすがりのおじいさんに傘でベビーカーを叩かれたことがありました。これを思い出すだけでも日本に戻って暮らしたいとは思いません。

経済成長している

アメリカは経済大国ですが、経済大国2位の中国や、3位の日本と異なる点があります。それは今後も安定して人口増加するという点です。

アメリカは移民大国で常に(条件厳しいですが)移民を受け入れています。

これにより、常に無理のないレベルで人口が増えており、短期的な浮き沈みはあっても長期的には常に安定しています。

少子化という問題を抱える日本で今後自分たちや子供たちが暮らしていくと思うと不安になります。
特に、子供たちにはできるだけ成長している国で育って暮らしてほしい、という思いがあります。

日本が20年以上、デフレに陥っている間もアメリカ経済は成長しており、気が付けば日本とアメリカの物価差は大きく離れました。従い、日本で暮らし、一生懸命貯めたお金でアメリカに移住しようするのは大変です。一方、この物価差からアメリカで貯めたお金で日本へ移住というのは難しくありません。そう考えると、とにかくアメリカで暮らそう!というのが我々家族の結論でした。安直ですが・・・

のびのび暮らす

アメリカのメリット、なんといっても「伸び伸びと暮らせる」ことです。

日本には「ムラ社会」のルールが少なからず残っています。コロナのニュースを見ればわかりますが、どこの県で初めて感染した人が誹謗中傷を浴びたり、マスクを着けていない人が叩かれたり。

日本では「自分が知らない特異なモノ・コト・ヒト」を排除したり、出る杭を打つような行為があります。

このような環境では自分たちものびのび暮らせず、常に周りを気にして、「世間一般」を意識しなければなりません。

そのような縛られた環境が嫌ですし、子供たちにもそのような環境で育ってほしくありません。

一方、アメリカでは個を尊重し、自分を大事にしますので、他人がどう思うかというのは必要以上に気にしませんし、他人も干渉してきません。この環境が我々家族にはとても心地いいです。

この日本の「空気を読む」、「出る杭は打たれる」という環境の中で子供たちに育ってほしくない、という思いが強いです。アメリカでは自分を大事にしており、他人も干渉しすぎない点がとても魅力的で精神衛生上とても良いと思います。

以上がアメリカで暮らすことのメリットです。我々家族が思っているメリットですので、ほかの方はまた違う意見を持っておられると思います。
この情報が皆様の参考になれば幸いです。

それではまた!!

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この記事を書いた人

17年12月よりイリノイ州駐在

【夫】

長野出身、アメリカ在住

30代 田舎育ちで、田舎を抜け出し、結果田舎が好きになった男

趣味: 野球、旅行、映画鑑賞、読書

学生時代は野球に没頭。商社マンに憧れて、総合商社へ入社し、社畜となる。

マネタイズを考えているときが一番幸せ。

老後はカリフォルニアのオレンジカウンティでのんびり過ごすこと。

日々の気づきや、アメリカ生活に役立つ情報をお届けしていきます。


【妻】

愛知出身、アメリカ在住

30代 娘2人(4歳、0歳)、犬1匹(ミニチュアシュナウザー)

元旅行代理店総合職、結婚を機に退職し、現在は専業主婦

趣味:旅行、映画、ドラマ鑑賞、キャンプ

好きなことは食べること、旅行に行くこと。

2年前からキャンプをはじめてドはまり中。今シーズンもできるだけたくさん行きたい!

駐在妻のリアルな日常をブログに書いていきたいと思います。

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