【アメリカ就職面接】傾向と対策~よく聞かれる質問集~

こんにちは、アメリカで駐在員から現地採用となり、永住の道を歩むことになったのですが、
私がアメリカでの転職活動で受けた面接についてご紹介致します。

日本に住んでいるけど、今から転職してアメリカで働きたい!という方や、アメリカ駐在中だけど今から現地転職したい!!という方のお役に立てれば幸いです。

目次

事前準備

自己分析

まずは、自己分析です。日本で就職活動していた方もお馴染みの自己分析です。自分の強み・弱みは必須。
また、仕事でどんなことがあるとモチベーションが上がるのか、またどんなことがあるとモチベーションが下がるのか、さらには仕事上で対人関係(上司・部下)とのやり取りで気を付けていることなども整理しておくと良いでしょう。

また、強み・弱みなどを聞かれた時のために簡単なエピソードは準備しておいた方がいいです。「私は努力家です!!」だけ言われても、ほんと?と思われるので具体的なエピソードがあった方が断然説得力が違います。

企業研究

続いて企業研究です。面接を受ける企業のホームページは全ページ読むくらいに読み漁りましょう。そして、ポイントになりそうな情報はメモしておくと便利です。

また、その企業のニュースがないか、Google検索し、ニュースがあれば見ておきましょう。

業界研究

企業研究に近いですが、面接を受ける企業の競合企業がどんなところがあり、市場でどんなシェアなのか、また業界自体どういう環境にあるのかというのはできる限り、ネット検索して調べておく方がいいです。

志望動機

そして、志望動機です。まず、間違いなく聞かれるのが、「なぜ転職をしようと思ったのか?」です。これは間違いなく聞かれます。
また、なぜうちの会社なのですか?という質問がくるのでこの質問も答えられるように準備した方がいいです。

ここでポイントなのが、なぜその会社を受けたいと思ったのかという説明の中で、「自分はこういうことができます」や「こういう経験をしてきた」、なのでこの経験・技術・知識が御社のこのポジションの仕事で役立てられると思い、志望しました。という内容は絶対に入れた方がいいです。
企業からすると、入りたい気持ちはわかるが、入ってどれだけ活躍してくれるのか?を見るためにここはわかりやすく明確に伝えた方がいいです。

質問

面接では定番ですが、面接の最後に「何か質問ありますか?」と必ず聞かれます。必ずです!!
ですので、質問はありったけ用意しておきましょう。私は20個くらい用意し、面接の中で質問前に回答が出てきた質問はつぶしこみ、残った質問をする、というように対応してました。

尚、面接中に給与の話を聞くのはタブーです。転職エージェントを使っているのであればエージェント経由で話をしないといけないですし、直接応募した場合でも面接しているのは人員募集している部署の課長や部長なので、給与などの話は面接後、どうしても聞きたければ面接でやり取りしている人事の人に問い合わせるべきです。
但し、基本的に給与や福利厚生といった内容は最終面接で受かり、Final offerをもらうまで教えてくれない会社がほとんどです。でも、給与は大体応募するときの募集要項に大体の給与レンジは記載されてますが。

リハーサル

特に欧米企業を受ける場合、面接はすべて英語です。英語がネイティブレベルの人は問題ありません。

私は一応アメリカの大学に留学していましたが、ネイティブレベルというのは相当ですので、そこまでの力もなく・・・毎晩英語で自分の想いや考えを英語で伝えるため、1人でリハーサルを繰り返しました。笑
仕事で大事なプレゼンをする前に練習する要領で、時間計りながら繰り返し練習しました。

よく聞かれる質問

私はアメリカでの転職面接で日系企業と欧米系企業の面接を受けてきました。

まずは、日米欧共通でよく聞かれる質問は以下になります。

  • これまでのキャリアを含め簡単に自己紹介してください。
  • この会社を志望した理由はなんですか?
  • 今の会社を辞めたいと考えている理由はなんですか?
  • 英語で自己紹介してください(日系企業のみ。欧米系は終始英語)
  • これまでのキャリアでどのような経験が弊社で役立てると思うか
  • 強みと弱みを教えてください
  • これまでのキャリアで一番つらかった仕事を教えてください
  • これまでのキャリアで一番達成感を得られた仕事を教えてください

尚、以下は欧米企業での面接で聞かれた質問です。ちなみに受けたのは欧米系の自動車大手部品メーカーの
営業マネージャーポジションです。

  • 顧客と価格交渉をするときに気を付けるポイントを教えてください
  • 仕事をするうえで心がけていることはなにか
  • 日本企業と弊社とでは企業文化が違うと思うが、日系企業と欧米企業ではどんなところが違うと思うか
  • 顧客がなかなか教えてくれない情報を引き出すにはどういう手法があるか
  • これまでのキャリアにおいて、自身で作った一番大きい商売を教えてください(売上額含む)
  • 日本企業の課題は何か?欧米企業の課題は何か?

このように欧米企業の面接ではかなり突っ込んだ質問を受けます。欧米では自分の意見を持つように子供のころから
育てられているためなのか、このように意見を聞かれます。

また、面接中雑談の中で「なぜ日本の大手企業はある一定の年齢になると子会社に行くんだ?」という素朴な質問をされました。笑
ようは「天下り」なんですが、丁寧に説明しておきました。説明されても、「なんでそんなシステムがあるのか理解できない」と言ってました。確かに欧米人からしたら合理的ではないですよね。。。

以上がアメリカでの就職面接のときの傾向と対策です。

私が受けたのが自動車業界関連の営業Manager職ポジションだったので、特に聞かれる質問などは業界や職種によって異なるかもしれませんが、今後アメリカで就職面接を受ける方の参考になれば幸いです。

それでは、また!!

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この記事を書いた人

17年12月よりイリノイ州駐在

【夫】

長野出身、アメリカ在住

30代 田舎育ちで、田舎を抜け出し、結果田舎が好きになった男

趣味: 野球、旅行、映画鑑賞、読書

学生時代は野球に没頭。商社マンに憧れて、総合商社へ入社し、社畜となる。

マネタイズを考えているときが一番幸せ。

老後はカリフォルニアのオレンジカウンティでのんびり過ごすこと。

日々の気づきや、アメリカ生活に役立つ情報をお届けしていきます。


【妻】

愛知出身、アメリカ在住

30代 娘2人(4歳、0歳)、犬1匹(ミニチュアシュナウザー)

元旅行代理店総合職、結婚を機に退職し、現在は専業主婦

趣味:旅行、映画、ドラマ鑑賞、キャンプ

好きなことは食べること、旅行に行くこと。

2年前からキャンプをはじめてドはまり中。今シーズンもできるだけたくさん行きたい!

駐在妻のリアルな日常をブログに書いていきたいと思います。

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