
こんにちは♪
私はアメリカで日系自動車メーカーの新規プロジェクトのプロジェクトマネジメントをしています。
アメリカで採用され、アメリカで暮らしているため、一緒に仕事をしているメンバーもほぼアメリカ人(当然と言えば当然ですが)ですが、この環境で働いていて感じた日本企業の闇について記事にさせて頂きます。
「日本の闇」というと大げさに聞こえますし、人によっては「日本を逃げ出して、海外で暮らすヤツが何を言う」と言われそうですが、自分の人生を大切にしたいと思いますし、皆さんにも仕事よりも自分や家族を大切にしてほしいと思いますので、このような記事を書かせて頂きます。

日本人の忠誠心
今、私が取り組んでいるプロジェクトは大きなプロジェクトで、日本本社とのやり取りも避けられないため、夜の会議(日本の朝)というのが度々あります。
日本人の駐在員や日本側メンバーは信じられないほど朝から晩(夜中)まで仕事をしています。
もちろん、日本側との大事な会議では、アメリカ人社員も参加して会議するのですが、プロジェクトも1つ目の山場を迎えたため、日本側との会議がアメリカ時間夜に頻繁に入るようになりました。
そんなタイミングで先日、アメリカ人の女性マネージャーが1名退職しました。私は仲良くしている人だったので、退職前に「私、来週で辞めるんだ。お世話になったよ」と言われ、理由を聞いたらやはり、毎晩のように行われる夜の会議に耐えられない・・・という回答でした。
彼女は中学生と小学生の子供が2人いて、夫に子供を任せっぱなしにするのも申し訳ないし、何より自身が家族と過ごす時間が削られるのが嫌、と言っていました。
一方、日本人の駐在員や日本本社の日本人は当たり前のように朝から夜中まで仕事をして、プライベートなんてありません。「これくらいやらないとこのプロジェクトはうまくいかないんだ」と言われるとそれまでですが、私としては、「そこまで自分の人生の時間を仕事に捧げ、家族との時間や自分のプライベートの時間を失うにしては給与が見合ってないのではないか」と思ってしまいます。

家族との貴重な時間、特に子供と過ごせるのは子供が小さいときだけですので、それに見合う給与というのは(人によると思いますが)数千万円もらっても足りないと私は思います。
綺麗ごとと思われるかもしれませんが、私は本当にそう思います。
総合商社時代、自身の生活をすべて仕事に捧げ、役員になっている人を見てきましたが、会社員としての地位は得られたでしょうが、人生空しい気もします。


生産性の問題
そもそも、どれだけ大事なプロジェクトとはいえ、毎日のように会議をしているというのは生産性としてはNGだと思います。
さらに、全員朝から夜中まで仕事をしている環境であれば、人を増やせばいいだけだと思いますが、冷静に人員を増やした場合の採算を計算すると、人はできるだけ増やしたくない、と考えるダメな経営陣もいると思います。
ただ、これだけ全員が忙しい中で人を増やす余裕がないのであれば、すでにビジネスモデルとしては崩壊しているとしか言いようがないと思います。
このようにこんなに必死に朝から晩まで働いているのに日本企業の利益率というのは欧米諸国と比べると低いというデータが有名です。つまり、明らかに仕事のアプローチ・姿勢がBetterではないと言えると思います。
このことは、データからも明らかなのに姿勢が変わらない日本企業には闇を感じます。或いは、まずいと思っているけど、どうやって改善したらいいのかわからないのでしょうか・・・


まとめ
私はプロジェクトマネージャーとして、働いていて、日本人ということでいろいろと任される仕事が多いですが、それでも割り切って、極力、「日本人ならわかるでしょ」的な自己犠牲のような働き方には従わないようにしています。
もちろん、これだけではだめなので徹底的に業務の効率化や利益の最大化を必死に考え、できる限りラクをする術を毎日探っています。笑
アメリカに永住したからには絶対に仕事のためには生きたくないですし、家族との時間を大事にしたいと思います。
皆さんも、一度きりの人生、後悔のないように過ごしましょう♪

