
こんにちは♪
今日は、「なぜ日本ではイノベーションが起きないのか」をテーマに記事を書かせて頂きます。
例えば、これまで世界で発明されたテレビ・自動車・ケータイ・パソコンなどなど多くのものが欧米諸国で開発されたものです。一方、日本発で発明され、世界で普及しているものとして皆様はぱっと思い浮かぶものはあるでしょうか?
残念ながら私にはパッと思いつくものがありません。
一方、日本は他国で発明されたケータイ電話やパソコン、自動車などの技術を学び、研究を重ねて良質な製品を開発するというのは非常に得意分野です。自動車もアメリカで発明されましたが、日本のトヨタ自動車などが研究を重ねて、今ではトヨタ自動車は世界首位を毎年ゼネラルモータースと争っています。
このように日本は世の中で新しい製品を発明するのは、他国と比べて得意とは言えません。
一方、すでに世の中にあるものを磨き上げて、良質なモノを作るのは得意です。
ではなぜ、すでにある製品をより良いものにするということについては、日本企業は得意にもかかわらず、世の中で新しい製品を投入するというイノベーションが苦手なのでしょうか。
今日はこの「なぜ日本ではイノベーションが生まれないのか」という点を私の私見にはなりますが、記事にさせて頂きます。私は生まれ育った日本のことが大好きですが、そんな日本が今後もグローバル競争の中で勝ち抜いていってほしいという思いから、今回はこのような記事を書かせて頂きます。
ぜひご覧ください。

自分の知らないコト・モノへの抵抗
人間は自分の知らないコト・モノへの抵抗感があります。これは誰しもが程度の差はあれ、持っているものです。
しかし、特に日本人においては「自分の知らないこと」に対して、無条件で抵抗する傾向が強いと思います。
一例として、Uberが世界では普及していますが、日本ではウーバーイーツがかろうじて普及しています。
一方でウーバーの本来のビジネスである、送迎サービスについてはなぜかウーバーでタクシーを呼ぶというよくわからないサービスになっています。
これは、結局ウーバーが日本市場に参入する際に、タクシー業界の強い抵抗や「個人のドライバーに運転してもらうと事件に巻き込まれるのでは」といった問題ばかりに視点が行ってしまい、結局海外で普及しているようなウーバーのサービスは普及していません。
さらに、もう一つ例を挙げると、
若い世代ではクレジットカードというものは当たり前になっていますが、特に年配を中心にいまだにクレジットカードの使用を嫌う人がいます。理由として、「スキミングされたら怖い」などの理由です。
では、現金を持っていて盗まれるリスクということは心配ないのでしょうか・・・

このように日本人は新しく入ってきた文化・サービスなどに対し、最初からダメな部分・問題点ばかりを取り上げ、それを否定するという姿勢が強いように思います。
そもそもこのような新しいサービスを取りれることによるメリットというのを十分理解したうえで、否定している人がどれほどいるのか疑問です。クレジットカードについては、お店側も同じです。日本ではいまだにクレジットカードを使えないお店が結構あります。一方、アメリカでクレジットカードが使えないお店ではまずお客さんが来てくれません。日本も若者を中心にクレジットカードが主流になってきていますので、お店側もいつまでもクレジットカードの手数料を払いたくないなどの抵抗感を持っていると、お客さんを減らすことになりかねません。
生活習慣を変えられない
日本人に限らず、人は生活習慣を変えることができません(変えるのが難しいという方が正確かもしれません)。
例えば、i-phoneが普及し始めてからも、しばらくはガラケーを使っている人が一定数いましたし、今でもガラケーを使っている人もいます。スマートフォンがあれば生活はとても便利になることは明らかなのですが、それよりも自分が慣れていないことに抵抗を持つ、という人はどの時代にも一定数はいます。
もちろん、生活習慣を変えることが必ずしも良いというわけではありません。しかし、今回のテーマである、「なぜ日本ではイノベーションが起きないのか」というテーマで考えるのであれば、新しいモノ・サービスに抵抗を持ち、無条件に受け入れたくない、という姿勢がイノベーションを阻害しているということはあると思っています。



生活習慣を変えられない、というのは「イノベーションを起こせない」という点だけにとどまらず、人生への挑戦などにおいても問題になってきます。常に新しいものを受け入れる(少なくとも意見を聞く)姿勢は持っていたいですね。


同調圧力
そして、最後に「同調圧力」です。私はこの日本の「同調圧力」というものが一番深刻だと思っています。
いまだに日本では「いい大学に行って、大企業で働く」ということが王道で、目指すべき人生設計だと考えている人が多くいると思います。
例えば、大学を卒業する際、就活をせずに「起業する」といえば、少し浮いて見られますし、高校卒業して大学には行かずに「起業する」と言っても、反対する人は親族を含めても多いでしょう。
その反対する理由はもちろん、「失敗したらどうするんだ」という問題もありますが、何より世間体からして「あのうちの子供は大学でたのに就職もせずに起業するんだって」と思われるのが嫌と思っている人も多いです。
このように日本では「一般的」「当然」と思われていることと違うことをすると、世間で浮きます。
さらに「イノベーションを起こそう」と考えている人は、このような社会では浮きますし、「変わり者」扱いをされてしまいます。
一方、これがアメリカだと人々の反応は異なります。私もアメリカ人の友人に会社を辞めてこれからアメリカで永住して起業するんだ、と伝えたところ、「すごいじゃないか!大変だろうけどがんばれよ!!」と多くのアメリカ人が言ってくれました。一方、日本の友人からの反応は「え?大丈夫なの?失敗したらどうするの?」という反応でした。



結局、日本は失敗が許されない社会(失敗すると人生やり直しがききにくい)という環境で、一方アメリカは失敗してもやり直せます。現に起業経験のある人を積極採用している企業は大手企業でもたくさんあります。
このように日本では「失敗は許されない」という文化であり、そもそも周りから浮いたようなことはしてはいけないという同調圧力が、イノベーションを阻害していると思います。


以上になります。
いつか日本から世界を驚かせるようなイノベーションが起きることを心から期待しています。



