こんにちは♪
今日は人生について改めて考えてみます。
なんだかテーマは重たいですが、内容は身近な話題をテーマにしています。
日々忙しく過ごしているサラリーマンの方におすすめの記事になっています♪
私はこれまで日本の総合商社で勤務し、アメリカ駐在中にアメリカ現地転職をしました。
その時の想いも思い出しながら書いていこうと思います。
出世思考の強いあなたへ
「最近の若者は出世意欲がない」という話をたまに聞きますが、果たしてそうでしょうか?確かに昔は出世のためにガツガツ働き、周りにも「出世したいですオーラ」を振りまいている人が多かったのかもしれません。そう考えると近年はあからさまに「私、出世意欲前回です!」という人はあまりいないかもしれません。
それでも、今でも「承認欲求が高い人」というのは多い気がします。当然人間なので褒められたいのは当然ですが、
承認欲求が強い人というのもどこか、出世意欲の強さに近いものがあるのかもしれません。
ただ、私は思います。
大手企業で部長や役員クラスになろうとすると、そこまでの地位に行くまでにものすごい量の仕事をし、仕事に生活を捧げる必要があります(成果を出さないといけないので)。
そして、自分がなりたかった部長や役員になったときに、数千万円の年収を手に入れて喜ぶのでしょうか?もちろんそのために我武者羅に働いてきたので喜ぶ人も多いと思います。
でも私は、それを手に入れるために犠牲にしてきた妻や子供たちとの時間を考えると、たかが数千万円のために大切な時間を失ってしまった・・・という考えをしてしまいます。
出世を否定するものではありませんが、わたしとしては、家族との時間を犠牲にしてまで手に入れるべきものなのか?と問われれば私はNoという答えが出てきます。
ちなみに大企業で出世争いに入りますと、成果を出すことだけでは不十分で常に梯子を外そうとしてくる輩がいます。(出世競争から落とそうとしてくるのです)。そういった余計なところにも対策を打ちながら、出世を目指すのでもはや何をやっているのかわかりませんね。笑
幸せは人それぞれ
当たり前ですが、何が幸せなのか、というのは人それぞれです。
何年も前に日本で、40代で平社員をしている人と食事に行ったことがありました。社内では仕事ができない人で有名な人だったのですが、同じプロジェクトで一緒になり、たまたま外出先での打ち合わせ後、夕食を食べるということになりました。
その人は、すごく楽しそうに週末の子供と出かけた話や家族の話、趣味のワインの話などを楽しそうに話してくれました。ワインを頼むたびに「あ~、南フランスの畑にいる気分だよ~」と言われた時は、飲んでいたお酒を吹きそうになりましたが。笑
この時の私は「この人はなんでもっと仕事をがんばらないのかな~」と思っていましたが、今では少し気持ちがわかるというか、こういう生き方もありだな、と思っています。
職場での評価がイマイチで、出世しなくても家族と楽しく過ごし、趣味もあるので本人としては幸せな生活なのだと思います。職場の人の視線がきついかもしれませんが、どこまで割り切れるのか、かと思います。
この人と飲んでいて、この人が酔っぱらってきたときに「〇〇くんね(私)、こんな歳になっても平社員で働いている私に疑問しかわかないかもしれないけど、私はこれでいいんだよ。正直、すべてを捧げてまで我武者羅に働く気もないのでね」と言っていた。
何度も言いますが、いまではこういう生き方をする人も受け入れられるようになりました。
最後に
30代で総合商社で課長職をしているような人からも、「おれも仕事辞めて、家族との時間をこれからはたくさん持ちたい」ですとか、「アメリカで一からやり直し、家族との時間を大切にしたい」といった相談が来るようになりました。
私たち家族が思い切って、商社を辞め、アメリカ現地採用になって気づいたのですが、多くの商社マンが同じようなことを考えているんだな、と感じる今日この頃です。
とりとめのない話になってしまいましたが、以上です。それではSee ya!!