
こんにちは♪
今日は日本の伝統的大企業(Japanese Traditional Company=JTC)にいまだに根付く年功序列についての記事を書かせて頂きます。
そもそも、年功序列って何?という点から、年功序列が与えるマイナス影響について書かせて頂きます。
特に若い世代を中心に年功序列の企業文化にはうんざりし、失望している方も多いと思いますが、改めて年功序列とはどういうものでどのような影響があるのか、について考えたいと思います。
大企業で社畜のように働く日本のサラリーマンの方には共感頂ける内容かと思いますが、同時にこれから就職活動をする学生の方の参考になれば幸いです。

年功序列とは
まず、年功序列とは何なのか、について考えてみます。
太平洋戦争のあと、日本企業は朝鮮戦争などの追い風(不謹慎な表現ですみません)もあり、戦後の高度経済成長期に入ります。この時期は働けば働くほど売り上げも利益も伸び、研究開発費もたくさんお金を費やせ、真面目な日本人の性質もあり、良質な日本製品が世界で売れました。
この時は、多くの会社が「みんなで頑張ろう!」という雰囲気もあり、毎年毎年給与も上がっていったので、年功序列による家族的な企業経営(家父長制に近いものがあります)が根付いていきました。
日本のバブル崩壊後の低成長時代しか知らない世代からしたら、信じられない話ですが、イケイケの日本の高度経済成長期に生まれた、年功序列制度というものは今でも残っています。

よく就職活動をしていると、「弊社は実力主義です」と言っている企業が多くありますが、日本の大企業で「弊社は年功序列を完全に廃止しました」という会社はありませんよね。実際「実力主義です」と言っている大企業の中の多くが、大体年功序列は残っています。但し、以前ほどひどくはなく、少しずつ、絶対的な年功序列はなくなってきてはいます。


年功序列の何が問題なのか
では、年功序列の何が問題なのか?という話に移ります。
年功序列自体、前向きに捉えると経験豊富な人(長くその仕事をしている人)から出世していくので、その経験から適切なアドバイスもできますし、適切な判断もできます。
一方、問題点としては、完全な年功序列になりますと、無条件に年齢順になりますのでたとえ仕事ができない人間でも自分の課・部の課長・部長になってしまいます。そうなると、そこの組織で働く部下からしたら不幸しかありません。
就活生の中には「いや、さすがにそんな人事はしないだろ・・・」と思うかもしれませんが、残念ながらこれは現実にあります。それも、このようなことはそこら中の企業で起こっています。
こうなってくると、結局仕事を頑張っている部下からすると「なんであんなに仕事ができない or 仕事しないやつが部長になってるんだ。がんばっている奴が損するじゃないか・・・」と思って辞めて行ってしまうということが置きます。



現に私が知る範囲でも、年功序列が色濃く残っている組織ほど、やる気のある若手が辞めていってしまったり、戦意喪失して副業に本腰を入れて行ってしまう、という傾向が強いと思います。


窓際族
就活生の方なんかですと、誰もが知るような大企業で働いている人はキラキラしていて憧れる!!というように陽の部分にフォーカスされると思いますが、実際は社内で所謂、「窓際族」のようなおじさんはゴロゴロいます。(若手でも干されているような人もいます)
OB/OG訪問で対応してくれる社員に憧れる就活生もいると思いますが、大体仕事できて、バリバリ働いている人はあまりOB/OG訪問で対応しません。。。(知人経由の紹介とかなら別ですが)
この現実は念頭においておくといいかもしれません。。


年功序列ってなくならないのか
年功序列はなくならないのか?という議論はよくされますが、私はなくならないと思います。少なくとも今は。。。
答えはシンプルなんですが、年功序列なのか実力主義にするのかの人事制度を決める偉い人たちが現在は年を取ったおじさんたちだからです。若いころは「年功序列なんて嫌だ!」と思っていたであろうおじさんたちも自分が甘い蜜を吸う立場になると自分を守るような思考になってしまうのだと思います。
とても残念ですが、これが現実です。
従い、年功序列がならない会社を恨むのではなく、副業したり、勉強して起業するなどして、やる気のある方はどんどん自分で生き残っていくすべを模索されるのがいいかと思います。
私も日本のJTCを退職し、現在はアメリカで仕事をしていますが、これからは自分のため、家族のため、どうやって資産を増やしてくか、を中心に考えているので日々の仕事の悩みはあまりありません。(割り切ってます)
みなさんも一度きりの人生ですので、誰かが変えてくれるのを待つのではなく、自分で変える or 自分でできることをやることで人生を楽しんでいただければと思います♪

