こんにちは、アメリカ駐在タイムスの夫です。
私は商社マンでアメリカに駐在し、駐在期間中にアメリカで転職をしました。その経験談が今後の皆様のお役に立てればと思い、記事に致します。
なぜ、アメリカで転職をしたのか
なぜ、アメリカで転職をしようと思ったのか。単に自分のこの先のキャリアがある程度見えてしまいました。そして、そんな人生に面白さを感じなくなってしまったというのが理由です。
歳を取って60歳のおじいさんになったときに、自分の人生が楽しかったと思える道を歩みたい!と思い、アメリカでの転職を決意しました。
このあたりの話はまたいつか、記事にしたいと思います!
転職エージェント
転職エージェントは以下のようなエージェントがあります。
多分ほかにもあると思いますが、私は下記の会社を利用しました。
下記の会社はいずれも日系エージェントです。
<転職エージェント>
+ パソナ
+ Activ8
+ Quick USA
エージェントについては、いろんな案件を紹介してくれます。しかし、おそらく日本のエージェントと比べるとフォローアップの対応が、雑かもしれません。
また、エージェントを介さないで応募するため、以下のサイトに登録し、いい求人があれば自分で直接応募しました。
<転職サイト>
+ Indeed
+ CareerBuilder
履歴書
履歴書は重要です。Googleで検索すると書き方などのサイトが見つかります。パソナのホームページでも書き方のコツとかあったと思うので、参考にされた方がいいです。
また、特に外資(日系企業以外)を受けるのであれば、自信過剰なくらいの表現を使った方が、先方の目に留まると思います。
現に私は外資系に出す履歴書と日系に出す履歴書の2つを用意しました。
外資用のガツガツした履歴書は、奥ゆかしい日本人には嫌われると思ったので・・・笑
私が思う履歴書のポイントは「定量的に書くこと」です。これに尽きます。
「私は努力家です」、「私はManagementには自信があります」と言われても、相手は「ほんと?なぜ?」と思いますよね。
従い、数字や具体例を用いて定量的に書くことで相手にもすっと入ってきます。逆を言えば、定量的に表現しないと、超薄味の履歴書になります。
外資系を受けてみた
私は将来起業したいと思っており、起業する際にも「外資系でのキャリア」は役立つと思ったこと。また、何より外資系企業で働いてみたいと思っていました。そのため、Indeedを使って、アメリカやドイツ系自動車メーカーや自動車部品メーカーの面接を受けました。
1社米系メーカーでは最終面接(2次面接)までいき、最終面接後に「ビザサポートするのでサポートできるビザの種類を確認する」と言われたのですが、結局2週間待たされた結果、「サポートできるビザがなかった・・・」との回答がありました。。。
具体的にはH1Bビザはサポートできるということでした。しかし、このビザは毎年4月に申し込みし、10月から発給で、かつ発給数に限りがあるので取れないケースが多い・・・というビザです。従い、近年ではこのビザをサポートしてくれる企業が減っているようです。申請しても応募に漏れると、結局企業側は採用活動やり直しになるので。
また、ドイツ系大手自動車部品メーカーにも応募しました。
最初人事から連絡があり、「ソフトエンジニア以外はビザサポートしません」との回答があました。
つまり落ちたのですが、数日後に再び人事から連絡があり、「営業のDirectorが君の履歴書を見て、ぜひ話したいと言っていて、採用する場合にはビザもサポートすると言っているが面接してみる?」と言われました。(結局、面接する前に別の就職先に決めたので面接しなかったですが)
この経験からとりあえず、ビザサポートしないと書かれていても興味あったら応募してみてもいいと思います。応募するのは無料(タダ)ですし・・・笑
日系企業を受けてみた
私は商社マンですが、キャリアが自動車業界関連のビジネスに携わってきたため、自動車業界の日系メーカーを中心に応募しました。
日系メーカーさんは(勤務されたことがある方ならわかると思いますが)、良くも悪くも非常に堅い印象であったため、半年くらいグダグダ面接受けたり、辞退したりを繰り返してました。笑
結果、日系総合商社の米国会社で、自動車関連の部署で求人が出たため、応募し、採用して頂きました。(2回面接しましたが、いずれも英語と日本語が半分半分な感じでした)
やはり、転職はこれまでのキャリアに沿った仕事探しをオススメ致します。キャリアに合わないと給与が激安いということにもなりますので、この点は注意が必要です。
また、グリーンカードや米国市民権がない状況で米国で就職する場合、ビザサポートをしてもらわなければなりません。しかし、悪質な企業も残念ながら存在し、ビザサポートと引き換えに社畜のような扱いをうけ、ビザ取り消しという脅し文句を使われるケースもあるといいます。
従い、ビザサポートをしてもらって米国で働く場合には会社規定やコンプラを遵守する企業(つまり大手企業)を選ぶのが無難らしいです。
まとめ
私は、駐在期間中に転職をしましたが、恐らく駐在中の方でそのままアメリカに残りたい、と思っておられることも多いかと思います。転職エージェントにも言われたのですが、このままアメリカに残りたいと思ったらできる限り、早めに行動を起こした方がいいと思います。
転職エージェントによると、駐在員の方々は割と駐在を終えて日本に帰る直前になって「やっぱりアメリカに残りたい!!」という方が多いようです。どうしても残りたい方は給与などの条件が悪くても妥協して転職して残るケースもあるとか。そのような場合は、その後の生活が苦しくなってしまうと・・・
従い、駐在されていてアメリカに永住したい or もう少しアメリカに残りたいという方はできる限り早めに行動を起こされることをオススメ致します!!!
今日は以上になります。またアメリカでの転職や仕事などに関連した記事も載せていきますのでよろしくお願い致します。